内容情報
臨床の場でも役立つ授業リフレクションの実践書!
「授業リフレクション」は、看護教員や実習指導者のみならず、すべての看護師が自分の実践を振り返り成長していくことにもつながる優れた方法です。本書では、臨床看護師に向けて、授業リフレクションの基本的な考え方やその方法を詳しく紹介します。
【第1章】実践家の学びと成長を支えるリフレクション
〜リフレクションを始める前に〜
1.教育の場から臨床の場へ
2.「看護」と「教育」の同形性
3.私たちが実践家であるということ
4.実践家の学びとは
5.リフレクションとは何をすることなのか
【第2章】実践のなかで起きていることを確かめる
〜リフレクションに取り組んでみよう〜
1.リフレクションのさまざまな方法
2.カード構造化法によるリフレクション
〜自分のことばで自分の実践を語る〜
3.イメージマップを使ったリフレクション
〜気軽に実践を振り返る〜
4.「再構成」によるリフレクション
〜その時その場でのかかわりを確かめる〜
5.集団によるリフレクション
〜仲間と共に起きていることから学ぶ〜
【第3章】リフレクションの正しい理解のために
〜私たちが大切にしたいこと〜
1.リフレクションを支援するプロンプターのかかわり
2.私たちのリフレクションの特徴
〜reflectionということばを手かがりに〜
3.「臨床の知」の深化とリフレクション
【第4章】輝く明日の看護・指導をめざして
1.リフレクションの経験がもたらすもの
2.実践家が元気になれる世の中にするために