内容情報
天井に明るい照明が付いていることが多い日本の住宅。
でも、その照明でリラックスすることはできますか?
例えば、最近は在宅での介護が多くなっています。
自宅でベッドに横になった方が目にするのは、眩しい天井照明だけ。
どんなにかストレスを感じていることでしょう。
これは決して介護だけの話ではありません。
あたり前の日常生活にもこのような照明によるストレスがたくさん潜んでいるのです。
ましてや、いつやって来るともわからない災害時には、温かく灯るあかりの効果は絶大です。
照明の専門家である著者が長年研究してたどり着いたのは、現代人の疲れを癒すのはデザインの素晴らしいインテリア照明ではなく、素朴な手作りのあかりということでした。
本書では、あかりの簡単な作り方とその活用方法を解説しています。
また、介護や病院、災害時の他、あかりを使ったまちおこしや絆作り、日常生活での活用事例も豊富に紹介しています。
本書はストレスや孤独が問題になっている現代社会に必要とされる一冊です。