内容情報
「会議の達人」のノウハウを凝縮
グダグダ会議撲滅のベストセラー本 第2弾
【会議ファシリテーション8つの基本動作】
2万部を超えたビジネス小説仕立ての前著『世界で一番やさしい会議の教科書』の著者が、ビジネスの現場で生まれたノウハウを体系化した。
グダグダ会議を撲滅するための「会議の8つの基本動作」は必読だ。
(1)決まったこととやるべきことを確認する
(2)終了条件を確認する
(3)時間配分を確認する
(4)議論を可視化する
(5)準備する
(6)主張を引き出す
(7)対話を促す
(8)振り返る
やるべき基本動作は、たったこれだけ。難しいものは1つもない。やるか、やらないか。
それだけの違いで、あなたの会社の会議は劇的に変わる。
【よくある18の困り事と対策】
さらに普段の会議でありがちな「よくある困り事」を18ケース取り上げて、解決策を示している。
誰も発言しない、議論が盛り上がらない、一部の人しか会議に参加しない、など、誰もが経験したことがある困り事ばかり。あなたの会社の会議にも、当てはまるものがいくつもあるはずだ。
8つの基本動作に加えて、個別の困り事に合わせた対策は目からウロコが落ちるものばかり。しかも明日から実践できるものがほとんどだ。
【ファシリテーション浸透の6パターン】
また、会議ファシリテーションの始め方・定着のさせ方にもページを割いているのが特徴的。
「方法論だけ学んでも実践しなければ意味がない」と著者は言う。会議ファシリテーションの一歩を踏み出し、かつ、それを当たり前のものとして組織に定着させていくために何が必要なのか。
最後の章で紹介されている「定着の4段サイクルと、浸透の6パターン」は読者の行動を強力に後押してくれるだろう。
前著「世界で一番やさしい会議の教科書」が物語として文脈に力点を置いていたのに対して、本書は体系的な解説書となっている。どちらか片方だけでも十分に理解できるように構成されているが、両方読むとより一層「会議ファシリテーション」に対する理解が深まるだろう。
働き方改革で最初に挙がる課題の筆頭ともいえる「会議改革」に悩むビジネスパーソンへの答えが、この本には全て詰まっている。