人事1年目の教科書/岡田英之

出版社名:生産性出版
著者名:岡田英之
発行年月:2025年06月
キーワード:ジンジ イチネンメ ノ キョウカショ、オカダ,ヒデユキ
宅配受取について
本屋さんで商品を受け取りたい方は、こちらからご注文ください

内容情報
「人事のやりがいは何ですか?」と問われて、一言で答えるとしたら、

「幸せな社員をつくること」

です。
「幸せな社員をつくる」の「幸せ」とは、どういうことなのかといえば、企業や組織の中で「自分らしく働けること」です。
「自分らしく」とは、1人ひとりの能力やスキル、経験が仕事の場面で活かせている実感(自己肯定感)を持てることです。
さらに言えば、上司、同僚、後輩など、仲間の仕事を通して、自己肯定感が2倍にも3倍にもなることが理想です。人事の業務は、そんな幸せな社員をひとりでも多くつくること、あるいはサポートすることです。
では、「人事業務の役割」とは何でしょうか。企業規模、業界・業種、日系企業・外資系企業などで多少の違いはありますが、次のように整理できます。
・出会いのフェーズ――人材採用
・育みのフェーズ――適材適所を意図した配属や異動、能力開発を促す研修プログラム体系、能力、スキル、経験を評価する人事制度
・旅立ちのフェーズ――、退職や離職、転職、転身支援、アウトプレースメント(再就職支援)、リテンション(離職抑止)などの場面での業務
本書では、人事のやりがいや仕事について、ひとり人事という視点から組織と人事マネジメントについて体系的に説明していきます。。また、「人事としての心得」「俯瞰したものの見方と考え方」を中心に紹介します。