性暴力を受けたわたしは、今日もその後を生きています。/池田鮎美

出版社名:梨の木舎
著者名:池田鮎美
発行年月:2023年05月
キーワード:セイボウリョク オ ウケタ ワタシ ワ キョウ モ ソノゴ オ イキテイマス、イケダ,アユミ
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内容情報
性暴力被害者自身による9000日の記録。

幼馴染の死の真相は性暴力によるものだった。

立ちすくむ16歳のわたしはまだ、自分自身も性暴力に遭うことになるとは、思いもしなかった。



目次

1「なぜこんなに苦しいのだろう」−―未成年への性暴力

2「体が動かない。これは夢かな」−―知らない人からの性暴力

3「刑法を改正したい」−―暴行・脅迫要件の衝撃

4「ここには被害者がいない」−―スーパーフリー裁判を傍聴する

5「無理をする癖がついてしまっている」−―DVのなかでの性暴力

6「被疑者は取引をしたと言っています」−―仕事中の性暴力

7「たぶん普段なら逃げるんだろうな」−―トラウマとの闘い

8「ますはあなたが元気にならなければ」−―障がい者手帳を取得する

9「一般人の感覚で説明できない罪は罪にならない」−―法律の言葉への違和感

10「You have very bad law」−―ロビイングと分断の痛み

11「性被害ってこんなにたくさんあるのか」−―言葉で社会を変えていく

12「強くなれなくても」−―法制審議会への手紙

13「それを奇跡と呼ぶ前に」新しいスタートライン