内容情報
大淘汰時代をしぶとく生き抜くための、
知的興奮と刺激に満ちた栽培理論を、キレイゴト抜きで展開する。
新しい農バイブル誕生。
すべての農地に合う「たった一つの方法」は存在しない。
自分の農地の風・水・土を分析して「楽しくて作りやすい」農業を目指そう。
生産高や甘味だけを重視した栽培法は、
野菜と人の両方に無理を強いている作りにくい農業。
本書では、野菜も人も無理せず「無難に」作り続けることができる、
持続可能な農業の考え方を示す。
自然がもつ風水土パワーを理解して、
人はその力が最大限に発揮されるよう取り計ろう。
土に保水力がある層と水はけの良い層を作るために手を入れ、
気温・水温・地温の違いを理解し、
農地にさまざまな要素を配置することで太陽光や風の当たり具合をコントロールする。
作物を取り囲むさまざまな生き物を含めた「作物圏」という視点から、
作物がより健全に滋味深く育ち、
人も作物も無理せず無難につくり続けることができる新しい栽培のあり方を提案する全6章。
家庭菜園を楽しむ栽培初心者からプロ農家まで、
野菜づくりで悩んだことがあるすべての人におすすめの1冊。