内容情報
<この本のセールスポイント>
・セミナーや書籍で人気の小島孝子税理士が書いた、究極にわかりやすい「電帳法とインボイス制度の入門書」です。
・令和5年度改正について税制改正大綱をもとに追加し、対応のポイントをまとめました。
・マネーフォワード社のセミナーに寄せられた質問から厳選した、今知りたい内容について、税理士とマネーフォワードが誌上で回答しました。
・「経理のデジタル化」という切り口からこれらの制度を愉快な登場人物たちとともに学べます。
・何がわからないか、わからない方にもおすすめの1冊です。
2023 年10 月、いよいよインボイス制度が始まります。
インボイス制度が、法律として誕生したのは2012 年のことになります。
この当時、5%であった消費税率を2014 年4 月に8%、2015 年10 月に10%に引き
上げるとともに、インボイス制度を導入する旨がすでに定められていたのです。
しかし、ご承知のとおり、10%への税率の引き上げは、2 度の延期を経て、2019
年10 月に実施され、これに伴い、インボイス制度の開始時期も2023 年10 月となっ
たのです。
令和5(2023)年度の税制改正では、主に小規模事業者に対する大幅な緩和措置が設け
られることとなりました。また、これと同様に多くの事業者が不安視していた電子帳簿保存法によるデータ保存の義務化も緩和されました。
多くの選択肢の中から、自身にとって最も有利な計算方法を選び取る方法や取引先
との交渉をどう考えればいいのかなど、考えなければならない項目は多数あります。
改訂版においては、本年度の改正も踏まえ、実際にどのような形で対応すべきか
を、具体例を交えて掲載しております。
「まずは、何をすべきか?」わからない方が最低限つかむべき情報に集約し、
編集していますので、本書をきっかけに具体的対策について、考え始めてみてはいかがでしょうか。
(改訂版はしがきより)