内容情報
法人の生命保険の経理処理を基本から応用まで完全網羅!
☆ 本書は、さまざまな種類の保険料の経理処理のしかたについて、通達を読み解きながらわかりやすく解説しています。明確な定めのない処理については、その旨を指摘し、実務ではどのように処理をしているかを記載しています。
☆ 保険を契約し、保険料を支払い始めるところから、契約期間中のさまざまな手続き(契約者・受取人の変更、転換、払済、延長、給付金・保険金の支払いなど)、そして、死亡、満期、解約などで契約が消滅するまでの経理処理を完全網羅しています。
☆ いわゆる「節税保険」と呼ばれる中小企業経営者向けの保険の税務上の取扱いを見直すため、令和元年6月に法人税基本通達の一部改正が行われました。
改訂版では、初版刊行後に公表された「定期保険及び第三分野保険に係る保険料の取扱いに関するFAQ」や趣旨説明に基づき、令和元年6月改正の背景や詳細についての解説を追加しました。
☆また、令和3年6月に所得税基本通達が改正され、低解約返戻保険型保険等の名義変更の際の評価方法が改正されました。この改正についても説明しています。