内容情報
白内障と診断された方はもちろん、眼科医、視覚生理・科学研究者、視能訓練士、認定眼鏡士も必読の書!
白内障日帰り手術のパイオニアが、自身が受けた白内障手術体験と、数万人の手術患者さんへの注意深い診療から得た裸眼の快適な生活を可能にする最新の手術方法と、眼内レンズの選び方を教えます。
眼科専門医である著者自身が、白内障と診断されてから3年後に右目だけに多焦点レンズをインプラントし、その2年後に左目にも多焦点レンズをインプラントするという、片目ずつの手術を体験しました。右目の白内障の手術をした翌日から左目の白内障が進むまでの期間、そして左目の手術を受けてから現在まで、遠近いずれの眼鏡も必要としない、快適な裸眼生活を送っているのはもちろんのこと、物がはっきりと立体的に見える「質の高い見え方」を体験しています。
眼科専門医としての白内障手術の経験、具体的な見え方、そして眼鏡なしの裸眼生活や、質の高い見え方を可能にするための手術法の選び方などをお伝えしたいと、本書を執筆しました。
白内障と診断され、手術やレンズ選びに迷っている患者さんやご家族が、本書を読むことにより疑問や不安が解消できる内容です。