内容情報
本書は公認会計士試験(短答式)の財務会計論対策として、過去に出題された問題を論点別に構成した画期的な問題集です。
有価証券、減損会計、純資産会計などの個別論点を中心に掲載しています。
≪本書の特長≫
1.各論点を体系的に解くことで効率的に学習できる!
回数別に過去問を解くだけでは、各論点の部分的理解にとどまってしまいます。
そこで、本書では過去の20回以上の本試験を論点別に並び替えた上で、良問を厳選して解くことで、各論点の体系的理解につながり、効率的に学習できます。
2.計算問題と関連する理論問題を解くことで理解が深まる!
本試験では、計算問題で出題された論点が、回数を置いて理論問題で出題されること、また理論問題で出題された論点が、その後に計算問題で出題されることがあります。
そこで、本書では、過去の20回以上の本試験を分析した上で、できるだけ計算問題で学習した論点を理論問題で再度確認できるようにしました。
計算問題を解いた後に理論問題を解くことで、計算と理論がリンクし理解が深まります。
3.できるだけ難易度順に配置することで挫折しない!
本試験問題は、同じ論点でも簡単に解ける問題から、時間をしっかりかけないと解けない問題や埋没問題(多くの方が解けなく合否に影響しない問題)まで難易度はさまざまです。
本書は、良問を厳選し、できるだけ易しい問題から難しい問題へと順番に解くことにより、途中で挫折しないように工夫しました。いわゆる超難問、奇問の類は収載していません。
4.古い会計基準の問題を最新の会計基準に改題!
本試験問題は実施時の会計基準にもとづいているため、会計基準が改正されるとその問題を解く効果がなくなります。
そこで、本書では古い会計基準による問題を、最新の会計基準に改題して解けるようにしています。
5.難しい規定について数値例等を見ることで理解が深まる!
過去問には試験委員の先生が作問された良問がたくさんあります。単に解答数値を合わせるだけに使用するのではなく、過去問を通じて各論点の理解が深まるように解説をできる限り詳しく記載しました。
理論問題で、会計基準の規定だけ見てもわかりにくいものについて、できるだけ数値例や仕訳などを掲載するようにしました。
なお、本書にある問題をすべて解いた後は続刊の『公認会計士短答式試験論点別ヨコ解き過去問題集財務会計論2構造論点編』を使い、さらにレベルアップした問題を通じて合格に向けた学習を進めていきま