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1966年の世界GP250ccクラスを走ったクルマで、同クラスのタイトル獲得。ほかのライバルメーカーが軽量で出力を出しやすい2ストロークエンジンを採用していたのに対しホンダは、それまでも4ストロークでがんばってたんだけどさすがに勝つのが難しくなってきた。だからといって安易に2ストに流れず、4ストにこだわるところがホンダたるところ。で、前年までの250cc4気筒を250cc6気筒にし、高出力化。その精密な技術、エンジン内部は、まるでスイス製の腕時計のようだと称賛されたクルマだった――という特集。