内容情報
『レーサーズvol.67』は「2007-2011 RC212V」という車名タイトルを掲げ、ホンダが’07-‘11年の5シーズンに渡ってMotoGPに投入したRC212Vを特集します。この’07-‘11年というシーズンは、MotoGPのエンジン排気量の上限がそれまでの990ccから800ccに変更された期間。さらにホンダにとっては排気量変更だけでなく、それまでV型5気筒だったエンジン形式もレギュレーション変更にともない4気筒化せざるを得ない状況に追い込まれました。このエンジン気筒数を減らさなければならなくなった理由は、ホンダの5気筒マシンがあまりにも強力だったため、ほかの他メーカーの総意として要望されたからです。