内容情報
"""◆ことわざとは「予言」です!◆ ことわざは、長く受け継がれてきた「知恵の宝庫」です。大昔の人たちが、「あ〜これを知っていれば失敗しないで済んだのになぁ」と思うようなことを短い言葉にギュギュッとまとめて、私たちに渡してくれています。この本の監修者・齋藤孝先生は、そんなことわざを◆「『やばい』と感じるときがある」◆と言います。「『なんでわかったの?』と聞きたくなるくらい、いまの自分をピッタリ言い当てられていて、まるで予言されていたみたいでドキッとするんだ」と。
子どもたちを見ていると、まさに「予言されているなぁ」と思うことがありますよね。
たとえば・・・・・・
お菓子をこっそり食べたのがゴミ箱の袋でバレバレ → 「頭かくして尻かくさず」
友だちとケンカした後にもっと仲良くなれたね → 「雨ふって地固まる」
大好きなことに夢中になってどんどん上手になっていく → 「好きこそものの上手なれ」
せっかくあげた高価なものを放っぽりっぱなし… → 「猫に小判」
爬虫類好きの友だちとマニアックな話で大盛り上がり → 「類は友をよぶ」
まさに予言!
この本では、そんなことわざに予言されたこども「あるある」をたくさん紹介しています。
すべてのことわざに楽しいイラストを入れて、ゲラゲラ笑いながら、わくわくしながら、いつのまにか覚えちゃった! そんなふうに読んでもらえたら、うれしいです。
そして、覚えたことわざはぜひ使いましょう!
「一人で親戚の家にお泊まり不安だな」
「行ってしまえばなんとかなるよ。案ずるより産むがやすしってね」
「お母さんのプリン、お姉ちゃんがさっき食べていたよ」
「あんたでしょ! 嘘つきは泥棒の始まりだからね!」
こんなふうに、身近なこと結びつけてことわざを使えるように、ことわざ全部に「使い方」を入れました。
「あるある!」って言いながらことわざを使えば、あらためてことわざの予言が実感できて、すぐに自分のものにできます。
ことわざの由来や歴史も紹介しているので、大人のあなたでも「あるある!」「へぇ〜」の連続です。
楽しいことわざクイズに親子で挑戦すれば、親子で学びになりますよ。
私たちのご先祖様は、生きる知恵として、また相手に伝えるときに便利な言葉として、ことわざを生活の中にたくさん取り入れてきました。
そんなことわざの面白さ、やばさにぜひ触れてみてください!
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