内容情報
著者は、国立九州がんセンターの
ターミナルケア病棟(いまでいう緩和ケア病棟です)に勤務していました。
専門は整形外科のため、
主にがんの末期で、骨転移してしまった患者さんを担当していました。
いずれも西洋医学ではもはや打つ手のない方ばかりでした。
日々目に見えて衰えていき、ほどなく亡くなっていく姿を、
医師である著者はただ傍観しているしかなかったといいます。
こうした日々の繰り返しのなかで、
現代のがん治療の矛盾と西洋医学の限界を嫌というほど、著者は痛感しました。
そのとき感じた罪悪感と無力感が、がんの代替療法に取り組むきっかけとなったのです。
本書では、1586名のがん患者の8割が改善した、
体内環境を整え、人間が本来もっている自然治癒力を高める4つの方法を紹介しています。
重版を繰り返して10刷を超えるロングセラーとなった
『「がん」になったら、私はこの代替療法を選択する』の待望の続編です。