人口減少や少子高齢化の進展にともなって,運賃収入で運行費用をまかなえなくなってきている公共交通。市民の足としてどのように維持していけばよいのか。人口15万人の地方都市(茨城県ひたちなか市)を事例に読み解く。
独立採算が困難となった民間鉄道と路線バスを,自治体出資により第三セクター鉄道(ひたちはま海浜鉄道)とコミュニティバス(スマイルあおぞらバス)に再編。東日本大震災からの復興,市民の要望や利用状況に応じた改善の様子などを,著者による詳細な調査やアンケートに基づいて示した。
自治体の広報活動など,市民に公共交通へ関心をもってもらうための施策についてもふれている。