内容情報
「神宮前」は、いかにして世界屈指のファッションストリートとなったのか?
1980年代以降、生産の場が途上国に移転し、デザイン機能のみが先進国に残ったアパレル産業。
グローバルな再編を通じて発展する衣料デザインの現場とそれを支える地元住民、文化としての発展に寄与した雑誌メディア、そして投資に舵を切った高級ブランド巨大資本……多様なプレイヤーたちがもたらした新たな都市の成長を、都市社会学の観点から追う。
衣料デザイン、まちづくり、そして不動産投資−−
せめぎ合う「グローバル」と「ローカル」、20年の軌跡