翌日発送・『古事記』に隠された「壬申の乱」の真相/関裕二

出版社名:PHP研究所
著者名:関裕二
シリーズ名:PHP文庫
発行年月:2022年10月
キーワード:コジキ ニ カクサレタ ジンシン ノ ラン ノ シンソウ、セキ,ユウジ
宅配受取について
本屋さんで商品を受け取りたい方は、こちらからご注文ください

内容情報
外交問題が“古代史最大の内乱”を引き起こした!? 『古事記』と『日本書紀』の違いから浮かび上がってくるものとは――
鍵を握る「壬申の乱」の謎から古代史の常識を覆す!

●なぜ中大兄皇子は母を重祚させたのか?
● なぜ大海人皇子を皇太子にしたのか?
● なぜ逃げた大海人皇子が勝利したのか?
● なぜ『日本書紀』は百済を贔屓するのか?
● なぜ『古事記』のみに登場する神がいるのか?

天武天皇は乱を制し実権を握ると、「親新羅政策」を打ち出し、朝鮮半島との間に友好関係を構築している。これは、『古事記』の「編集方針」と合致し、親百済路線を貫いた八世紀の政権とは一線を画している。『古事記』と天武天皇、どちらも「何かがねじれている」のである。しかも、歴史記述を途中で終わらせたことも、意図的だったのではないかと思えてくるのだ。(「はじめに」より)

『『古事記』と壬申の乱』を改題。