内容情報
★いま話題の小祝氏の「BLOF理論」(Biological Farmingバイオロジカルファーミング)に基づく有機栽培の本
「化成栽培に比べて多様な資材が使われ、品質の幅が大きいのが有機栽培。優れた資材がある反面、どう考えても有用でないものある。そして”思うような成果が上がっていない(上がらなくなった)”原因の多くが、その資材選びやつくり方、使い方の失敗にある」(著者)
”技術半分、資材半分”ともいわれる有機栽培。その堆肥や発酵肥料などの基本資材はどのような考えのもとに、どうつくり、見分け、使っていけばよいかを、現場指導の第一人者がかみ砕いて解説。一般栽培でも役立つ。
【 著者 】
小祝政明(こいわい まさあき)1959年、茨城県生まれ。有機肥料の販売、コンサルティングの(株)ジャパンバイオファーム(長野県伊那市)代表。日本有機農業学会理事。
【 目次 】
図解はじめての有機栽培
第1章 有機栽培の三つの資材
1 資材を細胞づくり、センイづくりに分ける
2 調整役のミネラル肥料
3 発酵によって得られる機能性物質
第2章 微生物の農業利用
1 有用微生物の特徴とクセ
2 有用微生物の種類とその特徴
第3章 細胞をつくるアミノ酸肥料
1 アミノ酸肥料とは
2 アミノ酸肥料づくりの実際
3 アミノ酸肥料の選び方・使い方
4 酢の活用
5 市販の有機質肥料をいかす
第4章 堆肥はセンイづくりの資材
1 有機農業の堆肥の狙い
2 有機栽培に向く堆肥とは
3 堆肥づくりの実際
4 堆肥の選び方
5 堆肥の使い方
第5章 生育の調整役のミネラル肥料
1 ミネラル肥料とは
2 ミネラル肥料をつくる
3 ミネラル肥料の使い方