内容情報
■兼業から始めて、農業年商1000万を目指す!
小さな農業でしっかり稼ぐ本
本書でお伝えする「しっかり稼ぐ小さい農業」のやり方は、
「ラクして儲ける」とか「兼業のほうで稼ぐ」といった類のものではありません。
また、農家レストラン等をはじめとする農業の6次産業で稼ぐというものでもありません。
真に「農業(農作物の栽培・販売)で、しっかり働いて、しっかり稼ぐ」ことを
真正面から追求しています。
本書でいう「儲かる」「稼ぐ」とは、農業で普通に生活していけるレベル、
具体的には年商1000万円程度としています。
この数字には兼業部分の売上は含みません。純粋に農業のみの売上です。
1人農業なら、年商500万円くらいでもひとつの目安にはなるでしょう。
「しっかり稼ぐ小さい農業」は、兼業でも可能です。
というより、兼業を推奨しています。
兼業なら兼業分のプラスアルファの収入も期待でき、
安心して就農スタートすることができるからです。
リモートワークが普及した今、農業との兼業の可能性は確実に広がっています。
実際、はじめから兼業農家を目指す人も増えました。
また、やみくもに売上を追求して、働きすぎてボロボロになったり、
農地を痛めたりするのは、持続可能が叫ばれる今の時代にはマッチしないのでしょう。
■いいものを作れば売れる!
機械化できない手作業の強みを活かした「逆バリ農業」のすすめ
農業は、間違いなく機械化、自動化が進んでいきます。
その一方で、機械化、自動化には馴染まない農業もあります。
それが、本書で推奨する「感性の農業(逆バリ農業)」です。
儲かる農業をするためには、
(1)規模を拡大して生産量を増やす
(2)品質を向上させて、販売単価を上げる
このあたりが大枠として考えられます。
当時も今も、国や自治体が推奨する農業は大抵が規模拡大ですが、
小さな個人農家はそこに対抗できません。というか、してはいけません。
機械化・自動化できない手作業の強みを活かし、
本当においしいものを作れば、価格は上げられる。
そして、おいしいものを求めるお客様に直接売る仕組みをつくれば、
小さな個人農家でも、しっかり稼ぐことができるのです。
本書では、「おいしさを追求する農業」+「農園直販」という
経費が下がって、売上が上がる、いいこと尽くめの最強の農業スタイルを紹介。
現役農家 兼 農業塾代表 兼 行政書士の著者が試行錯誤しながら
農業年商1000万円を突破した、リアルな実践ノウハウを教えます。
脱サラ・非農家出身・ゼロからスタートでも、「儲かる農業」は実現できる!
半農半Xから始める、小さな個人農家の新規就農ノウハウ。