内容情報
人口増加、経済拡大を前提とした成功法則はもはや過去のもの。それに薄々気づいていた矢先、新型コロナウイルス感染症が私たちを襲った。消費意識や生活様式は一変し、もう今までのルール上でいくら頑張っても明るい未来にはたどり着けない。
これまで、企業規模の大きさは強さの証明だった。しかし、人類史に刻まれる激変期にあって、大きさは強さではなくなった。メキシコのユカタン半島に堕ちた隕石が恐竜の時代を終わらせ、小さく弱いけれども変化に対応できた哺乳類が生き残ったのと、同じ時代局面を私たちは迎えている。企業活動においても、小ささは弱さではなくなったのだ。
では、どのような法則に則って変化の時代を生き抜けばいいのか。本書では、マーケティングの成功法則とされてきた4P(product/price/place/promotion)に代わる「新しい4P」を、実践事例を交えつつ解説、小さな店や企業が社会に役立ちつつ継続成長するための「繁盛の法則」を提案する。