翌日発送・教師1年目の学級経営/大前暁政

出版社名:東洋館出版社
著者名:大前暁政
発行年月:2021年02月
キーワード:キョウシ イチネンメ ノ ガッキュウ ケイエイ*キョウシ 1ネンメ ノ ガッキュウ ケイエイ、オオマエ,アキマサ
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内容情報
1年間の仕事を見通して、学級経営の戦略を立てよう!


1日の生活をスムーズに行えるシステムは学級開き「2日目」につくる!

〓1日の生活の仕方を示す!

〓給食や掃除、当番活動、日直の仕方を示す!

〓面談やアンケートで自動的に改善が働く仕組みをつくる!

「仕事を、どのように進めたらよいのか分からない」。本書では、そんな悩みをもつ多くの新任教師のために、「教師としての心構え」「始業式前の準備」「学級経営4月の戦略」「5月以降の戦略」「学校行事の戦略」「保護者との連携の進め方」などをエピソードをもとに解説。数多くの「荒れたクラス」を立て直してきた実績をもつ著者だからこそ、誰でもできる具体的な手立てを提案した1冊。
 

担任としてできるだけ早く行うこととは?[本書より]

学級開きから1週間で、次のことを行います。

1日の生活をスムーズに行えるシステムをつくる

朝、子どもが来たら何をするのか。日直は誰がするのか。朝自習の課題プリントを誰が配るのか。掃除や給食当番は誰がするのか。それらを、教師がいなくても、「自動的に子どもたちだけでできる仕組み」をつくるのです。2日目には、一気に次のシステムをつくってしまいます。

(1)1日の生活の仕方を示す
(2)給食、掃除、当番活動、日直の仕事を決める
(3)自動的に改善が働く仕組みをつくる

さらに、「自動的に改善が働く仕組み」をつくります。若い教師ほど忘れがちなのが、この仕組みです。学級で生活していて、おかしなところがあったら、自動的にそのおかしさが教師に報告されて、改善がなされるようにすればよいのです。例えば去年までのルールでおかしなところがあれば、それを申し立てできるようにしておくのです。つまり、子どもが困っていることを把握し、それに対応するシステムをつくっておくのです。

(1)教師との個別面談の時間を定期的に行い、おかしなところがあれば報告させる
(2)アンケートを定期的に行い、学級の生活で困ったことがあれば報告させる

このようなシステムをつくるのです。その際のポイントは次のことです。

POINT:教師が意識していなくても、自動的に、改善がなされるような仕組みをつくる


[本書の構成]

第1章 心構え編 −「ほめて伸ばす」教師であれ−

第2章 始業式前の準備編 −最高のゴールを思い描く− 

第3章 学級経営4月の戦略編 −この1か月で勝負をかける− 

第4章 5月以降の戦略編 −スモールステップで少しずつ高める− 

第5章 学級経営その他の戦略編 −授業研究・集団指導・学校行事etc…−