内容情報
【あとがきより】
きれいごとを言うつもりはありませんが、医療職は聖職だと言われた時代もありました。しかし、医療の進歩とともに、治らなかった病気を治せる薬も登場しています。AIが病気の診断をする時代に入ったともいわれます。私たちは、今、そういう科学ナンバーワンの時代だからこそ、医療職は聖職であるという気持ちを忘れてはいけないと思っています。
患者さんが病院を受診するのは、病気を治してほしい、少しでも病気をよくしてほしいと願っているからでしょう。それをかなえてあげることが医療人としては最も大切なことではあるでしょう。しかし、「リウマちーむ」はそれだけに満足することはありません。
患者さんがもっと幸せになるためには、本人を悩ます病気以外の課題にも積極的に取り組んでいくことが大切です。ただ、そのためには、多職種がそれぞれのベストを尽くしながら、チームとして取り組む必要があります。私たちは、これからも職員一同、患者さんを幸せにすることにやりがいを求めてチーム一丸になってまい進していきたいと思っています。