内容情報
この本では、日々の習慣を「おへそ」と呼んでいます。
作家、デザイナー、経営者、主婦……様々な人の「暮らしのおへそ(=習慣)をご紹介します。習慣からそれぞれの暮らしの哲学が見えてきます。
巻頭インタビュー
作家 小川 糸さんの
森のなかでひとりで暮らすおへそ
1章 引き出しのおへそ
「サーカス」代表 鈴木善雄さん 引田 舞さん/
「ものとかぞく」主宰 水谷妙子さん/
デザイナー 葉田いづみさん/
たった引き出しひとつでも、
「どうしてここにしまったのかな?」と
点検し、「これ、いらなかったな」と間引きをし、
引き出しの中身全部に、
「ここにある理由」を見つけられたら、
暮らしがガラリと変わるかもしれません。
2章 おしゃれのおへそ
インスタグラマー Keikoさん/
「トラム」店主 水上真由美さん/
主婦 藁谷恭子さん/
「オベデ」店主 横井さちよさん/
目指すのは、「あの人、いい感じだね」と
言ってもらえる、ほんのささやかなその人らしさなのかも。
とは言っても、私たちは怠け者だから
すぐに、おしゃれに手を抜きたくなります。
ちょっとそこまで行くにも髪の毛を整え、
靴とピアスの色を合わせる……。
おしゃれとは、小さな心配りから始まりそうです
3章 ひとりのおへそ
「桃花源」主宰 伊藤千桃さん/
著述家、プロデューサー 湯山玲子さん/
「夏葉社」代表 島田潤一郎さん/
幼い頃から、わたしたちは人と人の間で生きてきて、
「ひとり」は寂しい……と思いがち。
でも、寂しいから、見上げた空に慰められ
足元に咲く花に元気をもらいます。
だったら、「ひとり」をもっと前向きに
味わい、楽しんでみるのもいいのかも。
「ひとりでいること」をぎゅっと抱きしめてみれば
隣にいる人の温もりが、より優しく感じられます。