内容情報
「失われた30年」を取り戻す術はチャーチルに学べ!
巨額の含み損が発生しかねない国債を抱えた日本銀行の財政状況、ギリシャより悪化していると言われる政府債務の対GDP比率、世界が称賛した産業競争力の劣化、教育の質の低下……。
課題山積の日本の生き残る道を、長年、金融界の第一線で活躍し続けてきた著者が敬愛する先人の知恵、自身の豊かな経験をもとに語りつくす。 求められるのは日本改造の20年ビジョン
(1)“安全安心な美しい国”、“ひ弱な国”からどこに日本は行くべきか国民的論争を巻き起こせ!
(2)高度な技術力を必要とする半導体や精密機器の製造などニッチの分野に果敢に投資せよ!
(3)明治維新に倣い、年間5万人レベルの国費留学生制度(海外留学)を導入せよ!
(4)ダイナミックな次世代企業城下町“熊本”を全国に出現させよ!
(5)豪快な大谷翔平タイプではなく、精緻な吉田正尚タイプの人材を数多く育成せよ!
(6)不撓不屈の精神とノブリス・オブリージョを兼ね備えた新しいリーダーを輩出せよ!