内容情報
日本のスタートアップ政策がモデルとする「フレンチテック」とは?
◆元・フランス大使館上席貿易担当官の監修・著による、デジタル、AI、環境配慮、ダイバーシティ、働き方、食、地域活性等、多彩なフランスのイノベーションを解説した国内初の書。
◆スタートアップエコシステム、巨大企業のスタートアップ支援とオープンイノベーション、国際展示会、そのスタートアップの特徴等、フランスの目覚ましい例とともに、日仏の地方自治体の共同の取組み、日本のスタートアップ政策の歴史と現状、日本の誇る起業家インタビューも掲載。
◆「フレンチテック」に学び、日本のスタートアップ、地域のイノベーションに活用できる一冊。
◆読者対象…官公庁、金融機関、自治体、テック産業、新規事業担当者、起業家、経済・経営・地域経済専攻/起業家志望の学生、一般社会人。
【主要目次】
第1章 フレンチテックとは
・1 「フレンチテック」とマクロン大統領
・2 フレンチテックとは何か
・3 フレンチテックの「産・官・学・金融」の役割分担
第2章 オープンイノベーションと大企業の役割
・1 フレンチテックのショーケース「ビバテクノロジー」とは?
・2 ラグジュアリーからイノベーション企業へ―LVMHの戦略
第3章 フランスの多彩なイノベーション
・1 フレンチテックのテーマは多彩
・2 日本で活躍するフレンチテックのスタートアップ
・3 フランスで注目されるスタートアップ
第4章 日本のスタートアップのいま
・1 日本のスタートアップの歩み―J-Startupの創立を中心に
・2 「スタートアップ育成5か年計画」始動―フレンチテックを追え
・3 フランスから学ぶ―フレンチテックとの交流
〈インタビュー〉
フレンチテックに倣い、日本のスタートアップを育成―東大発スタートアップ、ユーグレナ出雲社長に聞く(株式会社ユーグレナ代表取締役社長 出雲 充 氏)
第5章 まとめ―地方再興のカギ
・1 日仏地域間交流とスタートアップ
・2 ディジョン―熊本間にみるイノベーションの事例
〈巻末資料〉
【巻末資料1】ブリュノ・ル・メール経済・財務・産業およびデジタル主権大臣の巻頭メッセージ
【巻末資料2−1】フレンチテック40/120の「40」企業
【巻末資料2−2】フレンチテック40/120の「40」以外の82企業