内容情報
好評の新書籍シリーズ,第7弾は,私たちにとって最も身近な宇宙「太陽系」について特集をします。宇宙探査の技術は飛躍的に進化しており,その対象は130億年以上かなたにある銀河や,未知なる物質ダークマターなど壮大なスケールに及んでいます。
そうなると,太陽や惑星といった身近なテーマはだいたい知っている,あるいは解明されているのだろう…と思うかもしれません。もちろん,太陽系についてすでに明らかにされていることは数多くあります。しかし,まだまだ謎があったり,新しい事実が判明したりしているのです。たとえば,_2025年3月には土星の衛星が新しく128個認定され,全部で277個となりました。これまでは木製と衛星数を競っていましたが,一気にひきはなした形になったのです。
本書は太陽系を構成する天体について,基本的な知識から最新の研究成果まで,わかりやすく解説した一冊です。解説もSTEP1〜3を順に読んでいくだけなので,長い解説を一気に読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。
「真の“第9惑星”は存在するのか?」「ニュースなどで耳にする「アルテミス計画」とは?」「地球のマントルのサンプル回収は可能か?」など,おもしろい話題もたくさん取り上げています。ぜひご覧ください。