内容情報
『一冊で読む日本の近代詩500』『一冊で読む日本の現代詩200』に続く「一冊で読む」シリーズ第3弾。
曹操、陶淵明、王維、孟浩然、李白、杜甫、韓愈、白楽天、杜牧、蘇軾、陸游、魚玄機、薛濤、李清照、魯迅、菅原道真など、先秦時代から清代・近代までに活躍した詩人157人のアンソロジー。
壮大な自然の風景を謳う詩から、飼い猫への愛を述べる詩まで、幅広く400篇を収載。
時代ごとに、作品名、詩人、詩、鑑賞メモ、出典で構成した内容は、詩の辞典として、著名な漢詩を網羅した詩集として楽しめます。巻末には詩人略歴、作者名別・題名別索引付き。
古代に愛誦された言葉が時を超えて心を揺さぶり、一字に込められた思いが世界を広げていく、孤高の名詩大全です。
【目 次】
はしがき
第一章 先秦時代の詩(紀元前十二世紀〜紀元前二世紀)
第二章 漢魏晋南北朝時代の詩(紀元前二世紀〜七世紀)
第三章 唐代の詩(七世紀〜十世紀)
第四章 北宋・南宋の詩(十世紀〜十三世紀)
第五章 金・元の詩(十二世紀〜十四世紀)
第六章 明代の詩(十四世紀〜十七世紀)
第七章 清代の詩、近代の詩(十七世紀〜二十世紀初頭)
コラム 漢詩の日本文学への影響
あとがき
詩人略歴
題名索引
作者索引