知識創造企業エーザイ 「生き方」の経営/奥村昭博

出版社名:日経BP、日経BPマーケティング
著者名:奥村昭博、野中郁次郎、川田英樹
発行年月:2026年01月
キーワード:チシキ ソウゾウ キギョウ エーザイ イキカタ ノ ケイエイ、オクムラ,アキヒロ、ノナカ,イクジロウ、カワダ,ヒデキ
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内容情報
"世界初のアルツハイマー治療薬を開発したエーザイ。内藤晴夫代表執行役CEOは経営学の泰斗、故・野中郁次郎氏が提唱したSECIモデルをなぜ、どのように実践してきたのか。経営学と実際の経営のつながりから生まれた「人間のドラマ」。

「hhc企業」への自己変革と社会的価値創造の「物語り」〜

「ここに""内藤『生き方』の経営""と記された手書きのメモがある。……亡くなる直前まで仕事をしていた居室に置かれた資料の中から、付箋に書かれたこのメモは見つかった。……内藤がそのような人間くさい「生き方」としての経営を実践していることを盛り込もうと、野中が書き残したものだった」(本書<はじめに>より)

内藤氏にとって、世界初のアルツハイマー治療薬の道は「打ちのめされても カウント8で立ち上がる」連続だった。内藤氏は野中氏の知識創造理論を自らの経営に取り入れ進んできた。

「内藤晴夫さんという人は、俺と議論していても、とにかく必ず異見(いけん)するんだよね。だから、こっちも考えちゃうんだ。内藤さんは、俺にとって共同研究者みたいでしたね」(本書より、野中氏)

知識創造企業エーザイにける内藤氏の「生き方」の経営を記すことは、野中氏にとって最期のワークとなった。奥村氏(内藤氏と長く交流。野中氏とは早くから共同研究し、内藤氏と野中氏をつないだ)、一般社団法人野中郁次郎研究所の理事を務める川田英樹氏は、本書のために野中氏とさまざまなインタビューを行い、共同執筆を進めた。本書は野中氏の没後1年の2026年1月25日に発行。

「本書は40年以上にわたるエーザイの抗アルツハイマー薬の開発の背景を語ったものである。……それはまさに、野中郁次郎の言う『人間のドラマ』である。人が夢を持ち、その実現に向かって邁進し、幾多の困難に耐えながら夢をかなえる物語である」(本書より、奥村氏)

「デジタル世界の数値、データに意味をもたらすのは、人間の創造性である。創造性の根幹には暗黙知がある。多様な人々が有する、無意識も含めた暗黙知をすくいあげ、共創することなしに、未来は開けない。これは、いつの時代にも普遍的な価値創造の『王道』である」(本書より、野中氏)"