内容情報
子供1人に4000万円、家を買うために偽装離婚…
中間層の家計事情から、激変する社会の光と闇に迫る。
100年に一度といわれるパンデミックに世界中が苦悩した。日本もそうだし、中国も同じだ。コロナ禍のもと、中国では多くの悲劇と、同時に幾多の希望も生まれていた。その「等身大の中国」は、我々に何を告げているのだろう。(「プロローグ」より)
急騰する住居費・教育費に、埋められない格差、
アイドルやペットに流れ出す個人資産、
巨大規模のおひとりさま経済に、押し寄せる高齢化の波……
3億人以上といわれる中国中間層の家計簿をひもとけば、
変化を続ける大国の、光と闇が見えてくる。
すさまじいスピードで変遷する国家のゆく先を家計事情から読む。