内容情報
組織の生産性向上の切り札として注目されるRPA(Robotic Process Automation)。専門的なプログラミングなしに、面倒な定型業務や反復処理をコンピュータが自動実行することによって人間を定型業務から解放し、より創造的に働くことのできる時間を生み出します。
本格的なDX時代到来と共に中小企業、零細企業まで普及が進むRPA。しかし多様なRPA製品の選定の仕方や、小規模組織が挫折することなくRPA導入を成功させるための進め方については情報が非常に限られているのが現状です。
本書は中小企業を中心にした豊富な導入実績に基づいて、使ってみなければ分からないノウハウや、多数の事例を経験したからこそ分かる勘所、つまづきやすいポイントを懇切丁寧に説きます。
ITの専門知識のない人がどのようにRPAと向き合うか、RPAを出発点としたIT活用組織へのチームビルディングの手法にも詳しく触れ、経営者から現場の業務担当者まで興味を持って読み進められる必携の1冊です。
【RPAで「自動化経営」を実践する中小企業の事例を満載!】
導入7カ月で月間177時間を削減した自動車販売店(岐阜県)/商品取引情報の処理業務で月間350時間を削減した機械工具商社(兵庫県)/社内のIT化・自動化を加速する産業廃棄物収集運搬会社(岩手県)/情報基盤で顧客への個別対応を進める自動車販売店(福井県)と自動車教習所(埼玉県)/3年後の事業承継に向けて業務を仕組み化・自動化するOA機器販売会社(神奈川県)/売上情報入力・明細書作成送付業務を自動化した製造業(静岡県)/社会保険・雇用保険手続きを自動化した社会保険労務士法人(愛知県)/月160時間かかっていたデータ収集業務を自動化したWeb制作会社(大阪府)/最新クラウドツールと古いシステムを自動連携したオフィス用品販売会社(鹿児島県)/電話予約受電数と配車数を自動集計するタクシー会社(山口県)……他