内容情報
休日のシェフは、どんなものを食べている? シェフの自宅やくつろぎスペースを訪れ、リラックスする時間に食べている料理を見せてもらう、人気シリーズの第3弾。コックコートではなく、私服になったシェフがふるまう料理には、プロならではのひと手間、家族や大切な人への慈しみ、生まれ育った家庭や故郷の記憶など、たくさんの思いが詰まっています。本テキストではそんなシェフ「しあわせごはん」のレシピをたっぷり見せてもらいました。今日から真似できる簡単なおかずから、ふるまいたくなる料理まで50点のレシピを収載。
(1)「永ちゃんと缶詰とパスタ」日高良実(イタリア料理店オーナーシェフ)日本のイタリア料理界を牽引する日高さん
の休日は簡単缶詰料理をアテにグラスを傾ける。絶品パスタや乾物を使ったイタリアンのアイデアも。
(2)「大家族の味 父のマカロニポテトサラダ」堀内さやか(日本料理店店主)男性中心の日本料理の世界で研鑽を積み店を構えた堀内さんの休日は、地元・山梨への里帰り。他界した父の思い出の味・マカロニポテトサラダや、クリームポテトコロッケなど、集まった親族や友人と作り、食卓を囲む。
(3)「ミニカー仲間と祖父直伝のちゃんこ鍋」櫻井信一郎(フランス料理店オーナーシェフ)フレンチ“豚の匠”と称される櫻井さん。趣味はミニカー制作。力士だった祖父直伝の絶品ちゃんこ鍋や、かつて息子たちに食べさせたシンプルなサラダやガレットなどを教えてもらう。
(4)「娘と作る特製手羽先揚げ」鈴木珠美(ベトナム料理店オーナーシェフ)ベトナム料理の草分け的存在で、小学生の双子の娘の母として奮闘中の鈴木さん。休日は母子で揚げワンタンや手羽先揚げをつくる。ベトナム料理特有のヌクマムを、さりげなく使う方法も。
(5)「自家製 とっておきの手打ちうどん」坪内浩(イタリア料理店オーナーシェフ)秩父で人気のイタリアンシェフは幼少期に食物アレルギーで苦しみ、安心できる食材を自ら育てる事に。自ら育てた小麦でつくるうどんやお好み焼き、イタリアンの技を使った麻婆豆腐など、家族が大好きなレシピを披露。
?「祖母のいなり寿司とおもてなしペルー料理」按田優子(餃子店店主)優しい味わいが人気の餃子店を営む按田さん。オフは「工芸部」として、お店のスタッフと手仕事に勤しむ。祖母の思い出の味という、クルミ入りのいなり寿司や、ペルーの豚肉保存料理・チチャロンなど、みんなで食卓を囲むときの定番メニューを紹介。
(7)「大切な人とつながるチキンソテー」菊池美升(フランス料理店オーナーシェフ)フレンチの重鎮・菊池さんの休日は函館に帰省し、母と共に料理を作る事。思い出の味・チキンソテーは忘れられない一品。お店のスタッフにふるまうごちそうサラダやパスタも必見。
(8)「薬膳のプロ 肉を焼く!」薮崎友宏(中国料理店オーナーシェフ)国際薬膳調理師の薮崎さん。平日は東京で単身赴任生活。週に一度の休日は妻子の待つ栃木県足利市へ。お家で真似しやすい、滋味あふれる薬膳料理と、足利特産の牛肉を使った豪快な料理を披露。