内容情報
中学校版「思考ツール」がわかるムック!
経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査でも話題になっているPISA型読解力の「思考力、判断力、表現力」。なかでも、中学生に、「思考力」を身につけることが、今学校現場の喫緊の課題です。思考力は、各教科で身につけたい能力です。
本書は、文部科学省で生活科・総合的な学習の時間の教科調査官である田村学先生と「思考ツール」(シンキングツール)の第一人者の関西大学・黒上晴夫先生の共著で、提唱する「思考ツール」を授業で活用している滋賀大学教育学部附属中学校の実践事例を、学年別・教科別に紹介する実践ムックです。
巻頭では、田村学先生の「思考ツールで授業が変わる」、黒上晴夫先生の「思考ツールで子どもが変わる」など、思考ツールの活用法や効果的な使い方のアドバイスなど、これからの中学生たちに「考える力」を身につける授業とはどういうものか、そのためにはどんな思考ツール(様々な図やチャートなど)を活用し、どのように取り組みをすればよいかがわかるような構成になっています。
こうすれば、中学生に考える力がつく!現場教師には、ぜひ読んでもらいたい思考ツールの活用型実践ムックです。
【編集担当からのおすすめ情報】
総合、国語、社会、数学、理科、英語のみならず、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、道徳、特別活動など、全教科を網羅しています。
中学校ならではの思考力を高める授業の流れと、子どもたちの「思考ツール」を書き込んだ実物シートも多数掲載しています。
平成26年8月30日(土):滋賀大学教育学部附属中学校研究協議会
思考・判断・表現は「判断」が鍵〜思考ツール等を活用したゆさぶりのある授業〜 田村学、黒上晴夫両先生の講演と書籍販売があります。