内容情報
「思考ツール」を活用した考える道徳ムック
「特別の教科 道徳」が、学校現場で教科書を使って授業が始まりました。今回の改訂のポイントは、大きく4点です。
道徳科の目標をわかりやすくしたこと、道徳教育及び道徳科の内容の体系化、指導方法、道徳科の評価です。
注目される「考え、議論する道徳」への授業の質的な変換は、どのような学習活動で行えるのか、著者の黒上晴夫先生と「深い学び」の著書もある田村学先生(國學院大學教授、前文部科学省視学官)に、巻頭対談をしてその具体像がわかります。
従来の道徳と新しい道徳の違いはどこにあるのか、道徳の問題解決的な学習における「問題」とは何か、等、道徳科の授業のどの場面でも、思考ツールが活用できるということを、先進的な授業者の実践を多数紹介して、議論の様子やどの場面で具体的な思考ツールが活用でき有効なのかを、各学年の授業実践例を、多数紹介します。
明日からの道徳科の授業が、変わる契機になるでしょう。
【編集担当からのおすすめ情報】
思考ツールが、とくに価値葛藤(モラルジレンマ)の場面で有効なことを、実際の授業で証明しています。
「思考ツール」の既刊ムックとあわせて、ご一読いただければさらにわかります。