内容情報
5年前に刊行した前著『土葬の村』で、
日本にまだ土葬の風習が残っていることを明らかにしたが、
今回、新刊『日本の自然葬』では、
なんとこの国に、最古の弔いの風習である風葬が現存していることを突き止めた。
昨今、死んだら自然に還りたい、そう願う人が増えている。
そして、それは当然の感情だと思う。
99%以上、つまりほぼ日本人全員が火葬される現状のほうがおかしいのだ。
本書では、風葬、土葬といった伝統的な自然葬から、
1990年代に始まった散骨、樹木葬、
最近生まれたばかりの循環葬までを取り上げた。
これは死後、土に還ることのできる葬地を訪ね、調査した、
弔いの記録である。