翌日発送・パワースピーチ入門/橋爪大三郎

出版社名:KADOKAWA
著者名:橋爪大三郎
シリーズ名:角川新書
発行年月:2020年07月
キーワード:パワー スピーチ ニュウモン、ハシズメ,ダイサブロウ
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内容情報
新型コロナウイルス危機下、あらためて問われたのは「リーダーの指導力」だ。

福澤諭吉、齋藤隆夫、チャーチルから
コロナ禍で注目されたクオモNY州知事、メルケル首相、安倍晋三首相までのスピーチを引きながら、
人々を鼓舞する良いスピーチ、落胆される駄目なスピーチの違いを解き明かす。

これを読めば、人の心を揺さぶり動かす言葉の技法が習得できる。

【本書で引用されるスピーチ】
NY州兵が招集されると、ニューヨーカー一人ひとりが必ず誇らしい気持ちになります。
じゃあ言おう。さあ、出て行って、コロナウィルスを一発、蹴っ飛ばしてやれ。
皆さん一人ひとりに、神の祝福があるように。
(第1章・クオモNY州知事スピーチの抜粋)


今日は悲しい日だ、と首相は言った。
でも、こんなふうに考えてみたらどうだろうか。
もしもこの戦争の試練がこの島にも及ぶのなら、
いまの世代の英国人たちは、待っていましたと相手になる。感謝したいぐらいだ。
イギリスの偉大さを築いた父祖たちに、ひけをとらないと証明できるのだから。
(第3章・チャーチルスピーチの抜粋)


【目次】

第1部伝説の討論 


第2部これがパワースピーチだ
 
第1章クオモNY州知事の伝え方
第2章メルケル首相の言葉を紡ぐ力
第3章チャーチルはなぜ歴史を動かせたか


第3部パワースピーチのつくり方

第4章添削でよくなるスピーチの実例
第5章日本の名スピーチの実践者たち


第4部スピーチ力を伸ばす

第6章スピーチ原稿を磨く
第7章スピーチ力を育む