牛革の厚さに均一なものは無くレザークラフト製作時には
必ず厚い革を薄くする”べた漉き”があります。
専用の革漉機もありますし漉き屋さんに
ヌメ革の厚みを指定する事も出来ますが、
専用の機械は高いですし業者さんにもお金が掛かります。
豆カンナなら安価に購入出来て床面を漉く事が可能です。
ただし刃の出し加減の調整や刃を研ぐ作業がありますがこれは仕方のない所。
分厚い革は小物、特にお財布のカードケースの部分やマチの部分には向きません。
手作業で厚みのブレは多少出ますがレザークラフトの醍醐味の一つとしてみましょう。
黒檀性で適度な重さがありスムーズな革漉きを実感出来るでしょう。
カンナの調整
(1)刃は研がれていますが実際うまく漉けない事があります、
砥石を使って研ぎましょう。
(2)刃の出方の調整ですがネジを締める時に刃が押されてズレてしまいます。
微調整として木槌で叩いて調整します。
種類:黒檀豆鉋 平と反 の2種類
※漉く部位、使い勝手でお選び下さい。
材質:黒檀、スチール