材質から強度にこだわった逸品。ネジ捻です。
捻とはレザークラフトのコバ処理時の道具で熱した捻を押し当てます。
コバに平行なラインが入り見た目の美しさや革が焼ける事に
より繊維が強く耐久性が増します。
手縫のガイドラインとしても使われます。
ご覧の通り分厚いステンの為、保温性が良ので扱い易さが特徴です。
アルコールランプでネジ捻を熱しロウを溶かしコバ面に塗ります。
飾り捻といわれる程でその表情が変わります。
柔らかいクロム革の場合は熱して、
タンニン革はそのままで使うとお考え下さい。
ネジ捻の構造は元を抑えた金属の板をネジで広げてその反発力で成り立っており
これを上から押さえつけるのでネジ部分に強度が掛かります。
材質や構造的に強度が低い製品はこの部分が良く壊れます。
当製品は高剛性のSUS304ステンレスで更に分厚く持ち手も固い黒檀性。
手に取った時のがっちりとした剛性が実感出来ます。
サイズ:0.5、1.2、1.5mm 実線の幅です。
調整幅:0.2〜5,0mm ネジの調整で淵からの長さです。
玉捻に比べて幅の調整が自由に出来る、ステッチンググルーバーの様に
革を削らないので剛性が保てるのが特徴です。