もみがら燻炭は保水性が強く、土壌の水分調整のために働いてくれる。
また通気性にも優れているので、根の生育にも非常に良い。
多くの植物の根は、水分と通気性を必要としているからだ。
籾殻燻炭はアルカリ性を呈する。
酸性に偏りがちな土壌を、中性に中和することができる。
多くの植物の生育に適正なpHは中性であり、植物を栽培するためには土壌のpHを適正な値に調整する必要がある。
籾殻燻炭は炭化したことで、表面に無数の穴が空いている。
そのため表面積が非常に広くなっており、微生物が繁殖する家の役割を果たしてくれる。
植物の生育に有効な微生物群が繁殖することで、土壌感染性の病害を抑制することが出来ると言われている。
このように野菜の生育に良いことだらけなのだ。
この3つの効果から、もみ殻くん炭は日本の様々な農業分野で活躍している。
トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、ナスなどの果菜類やキャベツ、レタス、イチゴ、ミョウガなど何にでも籾殻燻炭を使うことが出来る。