![]() | 一度に全部飲み切らない場合はふたを閉めて保存することができます。 |
お客様からのご相談と「鶏の栄養スープ」 17歳の慢性腎不全の小型犬を飼っていらっしゃるお客様から、 「腎臓によくて、おいしく進んで食べてくれるようなご飯はありますか? どうすれば食べてくれますか?日に日に弱っていくのを…。 (中略) なんとか食べさせてやりたいです。」 とご相談を頂きました。 以前、蘭がタンパク質漏出性腸症になった体験から、腎臓病療養食を食べてタンパク質の摂取量が減ると犬はどうなるかと、「鶏の栄養スープ」をご案内しました。 すると、商品をお届けしたその日に、「自力で食べました!」という嬉しいご連絡が。 今までは注射器で療養食を流し込んでいらっしゃいましたが大きな変化です。 腎不全の子には十分な水分と良質のタンパク質が必要です。 タンパク質の多く摂っても腎不全に影響が無いことは、臨床でも動物実験でも証明されています。 水分と一緒に摂れば、おしっこで尿素窒素(BUN)等の老廃物も一緒に排出できますので、体としては何の問題もありません。 尿が作れない程の末期の腎不全でなければ、ぜひこのスープお試しください。 |
【尿路結石症は尿をドンドン出そう!】 冬は飲む水の量が少なく、夏は体温調節に水分を利用するためか、尿路結石ができすい時期です。 「体質」だから 「一生療法食」で 「尿のPHを気にしながら」 過ごされる飼い主様も多いです。 原因としてよく挙げられるのは「尿路の感染症」で、これが8〜9割を占めるそうです。 飼い主様が「何に感染しているのか」を見つけることは難しいですが、 結晶が固まらないうちにドンドン尿を出し、 固まる時間を与えないことで、解決できることが多いです。 「これしか食べさせてはいけない」と信じがちな「療法食」は、病気を治すエサではありません。 通常のフードから結石を作りやすい成分を省いた、PHの数値のことだけを考えたフードですから、将来的に長く元気に過ごすためにはおすすめできません。 結石症の食事で一番大事なことは、水分量の多さです。 なのに、療法食はドライフード。 (重量・コスト・利益の関係です) 尿のPHも結石も感染の結果であり、PHコントロールに固執しているとこじれてしまいます。 PH値の高低が、わんちゃんを結石症にしているわけではありません。 結石症を治すには、汁多めの「おじや」のような食事が基本です。 可能な限り野菜を多めにし、小豆やモリンガなどの利尿効果の高い食材を追加し、おうちで結石のできない体づくりを目指しましょう。 |