あすつく 白蟻予防 水性白アリスーパーPHI 2L白アリ予防駆除 木材防腐剤 殺虫剤 シロアリ 木材害虫 防腐 防カビ 防虫 ウッドデッキ フェンス
水性白アリスーパーPHIとは、優れた性能と安全性が証明された認定薬剤です。防虫防腐効果に防カビ効果をプラスしました。洪水時住宅床下等の除菌にも有効です。JIS適合品のため公共事業にもお使いいただけます。
【特 長】
・非忌避性の防蟻剤です。
・防腐、防カビ、除菌効果があります。
・低臭性なのでリフォームや既築建物の処理にも安心です。
・水性タイプなので危険物には該当しません。
【有効成分】
防虫成分:ピリプロール(防虫剤0.05%)、ヘキサコナゾール(防腐剤)0.3%、IPBC(防腐・防カビ剤)0.25%
【用 途】
木造建築物、その他建築物の木部、木製構造物の白アリ予防駆除、防腐。塗料の下塗り(防虫・防腐)。
【使用方法】
建築物の土台、柱、筋かい、床組み等木部、木製構造物に原液のまま、塗布または吹き付けてください。
【乾燥時間】
約48時間(20℃)
【標準塗布量】
300ml/m2(約6.7m2/2L缶)
【形 状】
液体 無色
【容 量】
2L
【メーカー】
(株)吉田製油所
商品の特長
- 優れた性能と安全性が証明された認定薬剤です。
- 防虫防腐効果に防カビ効果をプラスしました。
- 洪水時の住宅床下等の除菌にも有効です。
- JIS適合品のため公共事業にもお使いいただけます。
<用途>
・木造建築物、その他建築物の木部、木製構造物の白アリ予防駆除、防腐。塗料の下塗り(防虫・防腐)。
使用方法
1)塗布または吹付処理
- 公益社団法人日本しろあり対策協会防除施工標準仕様書の木材処理法に準拠して施工する。薬剤を原液のまま、木材表面1m2当たり300mLを標準として塗布または吹付処理する。新築、増改築および既存建築物の木材保存処理に適用する。
2)穿孔注入処理
- 公益社団法人日本しろあり対策協会防除施工標準仕様書の木材処理法に準拠して施工する。木材への適切な径のドリルで木材の1/2以上の深さに穿孔し、薬剤を注入する。既存建築物の木材保存処理に適用する。※本製品を土壌処理に使用しない。
処理の箇所
- 公益社団法人日本しろあり対策協会防除施工標準仕様書に準拠して施工する。木材処理は、原則として1階部分の外壁や床組に使用されている木材を対象とする。ただし、2階以上であっても水場廻り、結露等の理由により、シロアリの被害および腐朽のおそれのある場合は施工者の判断により対象とする。また、処理対象木材の木口、割れ、欠込み、ほぞ孔、ボルト孔、仕口、継手、接合部、建築金物の取付箇所および木材とコンクリート等が接する部分は特に入念な処理を行う。なお、土台等の加圧注入処理木材であっても、欠込み、ほぞ孔、ボルト孔、仕口、継手等、現場で切削加工した部分には特に入念な処理を行う。処理を行った建築物は、その保存対策と維持管理上、5年を目途に再処理を行う。
<使用箇所>
【新築家屋】
- 大壁造の場合は、基礎天端から1m以内の部分にある土台、火打土台、通し柱、管柱、間柱、筋かい、胴縁および下地板などを処理する。ただし、汚損のおそれのある見え掛り部分は処理しない。
- 真壁造の場合は、外面に対しては基礎天端から1m以内の部分にある土台、火打土台、通し柱、管柱、間柱、筋かい、胴縁などと、内面に対しては土台上端から3cm以内の通し柱、管柱、間柱などを処理する。
- 枠組壁工法など面材の場合は、基礎天端から1m以内の部分にある構造用合板などの面材および枠組材を処理する。
- 床組では、1階部分の土台、大引、根太、根太掛、床束、根搦みを処理する。
- 浴室にあっては、軸組み(胴縁および下地板を含む。)、天井下地板および床組(床下地板、根太掛を含む。)を処理する。ただし、浴室ユニットの場合はこの限りではない。※浴室を処理する場合は、着色の心配のないクリアタイプが適する。
- 洗面所、便所、台所など水掛りとなる場所は、基礎天端より1mまでに含まれる軸組材の見えがくれ部分を処理する。
- 鉄筋コンクリート造、補強コンクリートブロック造、組積造建築物は、1階間仕切軸組の下端より1mの高さ以内にある軸組材の木製造作部分を処理する。ただし、見え掛り部分を除く。
- その他、框などの床面と土壌との間に設けてある木部材の見えがくれ部分を処理する。
【既設家屋】
- 外壁が真壁造の場合は、基礎天端から1m以内の露出している木材に吹付または塗布処理法を行う。
- 床組では、1階部分の大引き、根太、根太掛、床束および床下から処理できる土台、通し柱、管柱、間柱、筋かいの下部に対して吹付または塗布処理を行い、必要に応じて穿孔注入処理を行う。
使用上の注意
- 定められた容量、用法を守り、所定の用途以外の目的に使用しないこと。
- 使用残りが無いように、必要量を計算し、開封後は1回で使い切ること。
- 使用の際は、適切な保護具(防護マスク、保護メガネ、ゴム手袋、長袖・長ズボンの作業着、作業帽、作業靴等)を着用し、飛散する薬剤を吸入したり直接皮膚に付着しないよう注意すること。
- ジンマシン、カブレ、気管支ぜんそく、アレルギーなどを起こしやすい体質の人、過去に塗料・洗剤・薬剤等によるアレルギー症状(発疹、カユミ等)を経験された人は取扱いおよび作業をしないこと。
- 体調の悪いとき、妊娠中、飲酒後等は取扱いおよび作業はしないこと。
- 作業者は万一の事故に備えて、2人以上で編成すること。
- 床下等、風通しの悪い空間で作業する場合、換気を行うとともに、長時間の連続作業を避けること。
- 作業中、皮膚への刺激を感じたり、体調の異常を感じた場合は、直ちに作業を中止して清浄な空気の場所で安静にし、医師の診療を受けること。医師の診療を受ける際には、使用薬剤の名称、成分名、症状、被暴状況についてできるだけ詳細に医師に告げる。
- 薬剤が皮膚についた時は、直ちに石鹸と水でよく洗い流すこと。万一薬剤が目、口などに入った場合には、直ちに水でよく洗い流す。作業中に大量の薬剤を浴びた場合には、直ちに汚染した衣服を脱ぎ、シャワーを浴びるなどして、体に付着した薬剤を洗い落とし、清潔な衣類に着替える。また、必要に応じて医師の診療を受ける。
- 誤飲に注意すること。誤飲した場合は水で良く口の中を洗い、カップ1~2杯の水を与え、直ちに医師の診療を受けること。なお、意識の無いときには口から何も与えてはいけない。
- 環境を汚染しないために乱用を避ける。養殖池・河川・湖沼・井戸等に飛散、流入し、汚染する恐れがある場所、蜜蜂、蚕、水生生物等に被害がおよぶ恐れのある場所では使用しないこと。
- 既存建物の作業に際しては、居住者が薬剤に暴露されないよう注意すること。食品、食器、飼料(ペットの餌等)、家具、家電製品、玩具、寝具、衣類、愛玩動物、観賞魚、植物、貴重品、美術品、楽器、電気器具等は予め他へ移すか、格納する等、薬剤がかからないようにすること。
- 建物内部の部材表面、外装材、塗装面、石材、モルタル壁、漆喰、白木、浴槽、目地、断熱材、合成樹脂等の配管配線、石膏ボード、プラスチック、自動車等に薬剤が付着した場合には、変色・変形・劣化する場合があるので、覆い等の処置をして薬剤がかからないようにすること。また、完全乾燥していない処理面が、接触すると、時間経過と共に変色・変形する場合があるので注意する。金属の中にも変色するものがあるので、注意する。
- 汚染防止のため、薬剤で処理した面に、クッションフロアや壁紙(クロス)を直接貼らない。
- 開放式の床下収納庫が設置されている場合は、床下収納庫に薬剤がかからないように処理する。
- 変質・変色する恐れのあるビニール・タイルカーペット等にどうしても薬剤処理を行わなくてはならない場合には、前もって小片または隅の一部でテストをして、可否を判断してから作業を行う。
- あらかじめ予想される汚損(壁のにじみ・汚れなど)は、事前に施主の了解を得ること。
- 作業中は、飲食、喫煙をしないこと。
- 作業中に誤って薬剤をこぼしたり、散布装置の噴射方向を間違えたりしないよう注意すること。
- 薬剤の容器は専用のものとし、他との兼用はしない。
- 薬剤と他の薬剤を混合したり、加熱しないこと。
- 噴霧機の圧力は、できるだけ低くして、作業を行う。また、加圧したまま放置することは絶対にしない。
- 薬剤散布を行う時は、いつも身体を風上に置くように心がける。
- 処理を行う木材により色の仕上がりが異なる。
■使用後の注意
- 作業後は、身体の露出部分を速やかに石鹸と水で良く洗い、うがい、洗顔をして衣服を着がえること。作業時の衣服等は他の物と分けて洗濯すること。保護具も洗剤を用いて洗浄し、薬剤の汚染を除去しておく。
- 一日の作業終了後は、必ず入浴またはシャワーで体をきれいに洗う。特に毛髪、顔、手、足等の露出部分は入念に洗う。
- オレンジ等の着色薬剤は、噴霧器などのプラスチック製部分を着色する場合があるので、使用後は直ちに中性洗剤などで洗浄する。
- 使用後の薬剤の残りや薬剤を使用した機械器具類の洗浄廃液は、都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託する等、適切に処理し、河川、湖沼、下水道等、公共域や地下水を汚染する恐れのある場所に捨てないこと。
- 使用後の空き容器は、放置せず、回収した廃液および空き容器は都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物業者に委託する等、適切に処理し、他の目的に使用しないこと。
- 常時作業に従事する者は、労働安全衛生法に従って、定期的に健康診断を受け、健康管理に留意する。
■保管上の注意
- 盗難、紛失、流失などの事故防止に努める。
- 食品、食器類、飼料、ペットの餌等と厳重に区別し、密栓して、小児の手の届かない鍵のかかる保管庫に保管すること。
- 高温を避け、雨水や直射日光の当たらない乾燥、冷涼な場所に保管すること。
- 万一、薬剤が漏洩した場合には、吸収性の媒体、例えば砂、ぼろ布、オガクズ等に吸収させ、汚染の広がりを阻止して回収する。回収した薬剤は、都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物業者に委託する等、適切に処理すること。
- 薬剤が井戸、河川、湖沼などの水系に流入した場合は、直ちに警察署、消防署、または保健所に届け出ること。
■居住者および近隣に対する注意
- 施工前に事前の調査確認を十分行うこと。
- 居住者の健康状態を可能な限り把握して、健康被害の発生を未然に防止すること。
- 施工前に居住者に対し、薬剤に関する事前説明を十分行うとともに、アレルギーや化学物質過敏症などの人がいないか確認、健康被害の発生を未然に防止すること。
- 乳幼児、妊婦、病人、特異体質者、体調の悪い人、ペット等は薬剤の影響の無い場所に移動させること。
- 隣の家や周囲の住人に対し施工実績を周知するとともに1〜3の事項を居住者同様、実施し、健康被害やトラブルの発生を未然に防ぐこと。
■施工中の注意
- 作業中は小児や散布に関係ない者や、ペットが作業現場に近づかないよう十分注意すること。
- 保護シートをかける等の養生を行い、薬剤が周辺に飛散しないよう十分注意をすること。
■施工後の注意
- 居住者に対し、施工後の換気を良く行うよう適切なアドバイスを行うこと。特に、臭気の感じ方には個人差が大きいので、当日だけではなく翌日以降も換気を心がけるようアドバイスすること。なお、換気に際しては、隣の家や周囲の住人に対する配慮を心がけるようアドバイスすること。
- 万一、体調の異常などの健康被害が生じた場合は、早めに医師の診療を受けるようアドバイスすること。
- 居住者が不必要に床下に入らないようアドバイスするとともに、犬猫等のペットが床下に入らないよう、施工後しばらくの間、安全な場所に繋いでおくか、開口部に侵入防止の処置を行ってもらうようにすること