新聞のおばさんと呼ばれた 高崎節子の闘い 児童・女性の人権保護に尽くした半生 / 水口一志 〔本〕
発売日:2025年07月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:花乱社 / 発売国:日本 / ISBN:9784911429105 / アーティストキーワード:水口一志
内容詳細:「陽の当らぬ子供たち,小さな力のない者は訴えることさえできない,その味方になるんだ」高崎節子(1910−73)は,若き日々,植民地統治下の朝鮮や福岡で教鞭を執るかたわら小説「支那との境」,「山峡」を発表。戦後,労働省婦人少年局に勤め,新聞配達少年や働く女性たちに目を向け,労働環境の改善に奔走する。著書『混血児』,『人身売買』は社会を大きく揺るがし,それらの軌跡は男女雇用機会均等法・男女共同参画基本法へとつながった──。