【2025年 課題図書 小学校低学年の部】ともだち / リンダ・サラ
【課題図書2025】
様々な出会いがある子どもたちに手渡したい、友達を受け入れるまでの心温まる物語
ぼくとエトはとっても仲良し。いつも丘の上に段ボール箱を運んで遊んでいた。
あるとき、シューがやってきていっしょに遊びたいと言った。
エトはシューと仲良くする。
ぼくは仲間外れになった気がして、2人から離れていった。
「もう丘になんか行くもんか」そう思っていたある日、エトとシューがぼくを呼びにきた。
「君に、いいもの作ったんだ」それは、巨大な段ボールの車!
2人の遊びに加わるぼく。3人の新しい関係が始まる。
担当編集者より
大好きな友達がとられてしまったような気持ち。皆、一度は味わったことがある感情なのではないでしょうか。
特段の解決策があるわけじゃない。いっしょに遊ぶことでしぜんと仲良くなっているというのが、この作品の魅力です。
著者:リンダ・サラリンダサラ絵:ベンジー・デイヴィス翻訳:しらい すみこ発行:ひさかたチャイルドサイズ:縦240mm 横270mmページ数:32ページ定価:1,600 円+税 1,760 円(税込)
【著者プロフィール】
リンダ・サラ (リンダサラ) (著)
作家。イギリスで幼少期をすごす。子どもの頃は、消防士になりたかった。
大人になり、フランスでピアノ奏者や歌手として活動した後、イギリスでファインアートの学位を取得。この頃より絵本の創作を始める。
絵本作品に『The Secret Sky Garden』『Tom's Magnificent Machines』などがある。
人生のトラブルをのりこえたり、想像力でポジティブな視点を生み出す作品で、多くの読者を獲得している。
ベンジー・デイヴィス (ベンジーデイヴィス) (絵)
絵本作家。大学でアニメーションを学んだ後、ミュージックビデオや短編アニメーションなど、様々な映像作品に携わる。
その後、最初の絵本作品『あのひのくじら』(ブロンズ新社)でオスカーブック賞を受賞。
その他の絵本作品に『おばあちゃんとことりと』(岩崎書店)、『おじいちゃんのゆめのしま』(評論社)など多数ある。
デイヴィスの絵本は世界中で愛され、40以上の国々の言葉に翻訳されている。
しらい すみこ (シライ スミコ) (訳)
児童文学研究者、翻訳家。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学で、英語圏の児童文学および児童図書館学を学ぶ。
その後、白百合女子大学で教鞭をとりながら、児童文学の紹介や翻訳に力を入れる。
翻訳に『ただしい?!クマのつかまえかた』『みんなみんなおやすみなさい』(以上、ひさかたチャイルド)、『天才少年段ボール博士の日記 宇宙船をつくれ!』(ポプラ社)、『新版オックスフォード世界児童文学百科』(共訳、原書房)などがある。
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