【小説】べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜一

貸本屋から本屋となった若き蔦屋重三郎が、才能を開花させ、ヒット作を手掛けていく

親なし、金なし、画才なし・・・
ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」を完全小説化。

江戸中期、吉原に生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、引手茶屋「駿河屋」の養子となり貸本屋を営む。
吉原の妓楼に貸本を運び人気者であったが、さびれていく吉原をなんとかしたいと考えていた。

あることがきっかけで『吉原細見』を手掛けた蔦重は、本屋業を始める。
しかし経験と実績は浅く、蔦重の前に大きな“壁”が立ちはだかる――。

数々の試練に見舞われながらも、蔦重は自らの才能を開花させていく。
折しも、時の権力者・田沼意次が創り出した自由な空気の中で江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人を輩出していた。蔦重は多くの文化人たちと交流を重ね、ヒット作を次々と連発していくーー。
著者:森下 佳子
   豊田 美加
発行:NHK出版
サイズ:四六判
ページ数:288ページ

【著者紹介】
著・文:森下 佳子 (モリシタ ヨシコ)
2000年に脚本家デビュー。
第32回向田邦子賞(「ごちそうさん」)、第22回橋田賞を受賞。
主な作品に「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN -仁-」「義母と娘のブルース」「天国と地獄〜サイコな2人〜」など。
NHKでは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」のほか、連続テレビ小説「ごちそうさん」、ドラマ10「大奥」など。

著・文:豊田 美加 (トヨダ ミカ)
ライター、文筆家。日本語検定委員会審議委員。
オリジナル小説のほか、映画・ドラマのノベライズ、漫画原作などを手がけている。
ノベライズに『映画ノベライズ ミステリと言う勿れ』『小説 孤狼の血 LEVEL2』など、NHK 出版では『おんな城主 直虎 一〜四』『青天を衝け一〜四』『ごちそうさん 上、下』『カーネーション 上、下』『虎に翼 上、下』ほか。

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