【サイン入】ガラスの海を渡る舟 / 寺地はるな
大阪の心斎橋からほど近い空堀商店街で「ソノガラス工房」を営む道と羽衣子。
兄の道はコミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調することができない。
妹の羽衣子は、何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいた。
正反対の二人は、祖父の遺言で共に工房を継いでからも衝突が絶えなかったが、ある日「ガラスの骨壺が欲しい」という依頼が舞い込み――。
兄妹が過ごした十年間を描く傑作長編。
著者:寺地はるな
発行:PHP研究所
サイズ:文庫判 縦150mm 横105mm 厚さ11mm 重さ 158g
ページ数:288ページ
【著者略歴】
寺地 はるな (テラチ ハルナ)
1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。
21年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞、24年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。
『大人は泣かないと思っていた』『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』『そういえば最近』など著書多数。
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