蛍たちの祈り / 町田 そのこ

ずっと夜のままかもしれない。
そう思ったあの日、
あなたがわたしの光になった。
自分の居場所を探し続ける人々をあたたかく照らす、
本屋大賞受賞作家による、心ふるえる傑作小説。

蛍が舞う夏祭りの夜──山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、生きるために互いの秘密を守り合うことを決めた。それから十五年後、大人になった幸恵と隆之の予期せぬ再会が、家族や友人、町の人々の人生に大きな影響を与えていく。明かせぬ秘密を抱え、思い描いた道のりではなかった。それでも、この小さな光が照らす世界を大切に生きたい。一人一人のささやかな祈りを描いた、心震える傑作小説。
【著者プロフィール】

町田 そのこ (マチダソノコ)

1980年福岡県生まれ。2016年「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。翌年、同作を収録した作品集『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。21年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞。25年、『ドヴォルザークに染まるころ』で第46回吉川英治文学新人賞候補となる。主な著書に『うつくしが丘の不幸の家』『わたしの知る花』、〈コンビニ兄弟〉シリーズ、『月とアマリリス』など多数。

発 行 : 東京創元社 
サイズ : 四六判 縦192mm 横131mm 厚さ20mm
ページ数: 288ページ


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