盤上の向日葵 上下 2冊セット / 柚月 裕子

2018年本屋大賞2位!
著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化!

平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。

遺留品は、名匠の将棋駒。
叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。
折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――

著者:柚月 裕子
発行:中央公論新社
サイズ:文庫判

上:9784122069404
下:9784122069411

【著者プロフィール】
柚月 裕子 (ユヅキユウコ) (著)
1968年、岩手県生まれ。
2008年、『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。
13年に『検事の本懐』(宝島社)で第15回大藪春彦賞を、16年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位、18年に本作『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第2位を獲得。
その他の著作に『最後の証人』『検事の死命』(以上、宝島社)『パレートの誤算』(祥伝社)『ウツボカズラの甘い息』(幻冬舎)『あしたの君へ』(文藝春秋)など。

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