






招福 大黒天
飾るだけで大吉祥、ツキが出て福が来る!
招福効果、満点
福と財運を呼ぶ大黒天名画
じっくり見てみよう。まず右手に握っているのは一振りで欲しい物が手に入る打ち出の小槌。
頭巾からは霊光を放つ。左に担いだ大きな袋の中には、限りない財宝が入っている。
その財を気前よく配ってくれるのだから、大黒天は日本人に最も親しまれているワケだ。
日本各地の多くの神社や寺院に祀られているほどだ。
<タリズマンとは>タリズマンとは、主に、願望の成就を目的とし結界のようにエネルギーを
封じ込めた物で「護符」や「魔除け」「お守り」もタリズマンの一種になります。
日本でタリズマンという言葉を紹介したのは、朝倉三心氏で、著『タリズマン学入門』には、
「運命を好転させ、幸福を守るパワーや、働きや効果のある品物を
総合的に呼ぶ言葉」と記されています。同じような意味で、
「チャーム」「アムレット」がありますが、これらはお守り的な要素が強く、タリズマンの方がより強力なパワーを持っているとされています。
<各地のタリズマン>タリズマンに記されている柄にはいくつかの種類があります。
例えば、キリスト教圏の国々ではキリストやマリア、ヒンズー教圏の国々では
シバ神やガネーシャ、イスラム教圏の国々ではアラー、
仏教圏の国々では釈迦や七福神など、各宗教圏で特有の神々が
記されていることが多くあります。
その他、中世ヨーロッパではダビデの星(ヒランヤ)や魔方陣の柄がタリズマンに記されることが多くありました。
<芸術としてのタリズマン>タリズマンとは、護符を示すものという考えがありますが、
作者が何らかのパワーを込めて創造した「アート」や「書」も
タリズマンの中に含まれます。タリズマンアートの代表的な作者として
挙げられるのが、サザビーズ・オークションでも非常に高い評価を
得ている孔柏基画伯です。彼は、5歳から絵師につき中国山水画の
手ほどきを受け、版画を主に創作をしておりましたが、文化大革命の時期に
無実の罪で二年間労役に課せられます。革命後に釈放され、
永年畏敬の念を捧げていた、敦煌・莫高窟を訪れ、寺院や壁画、石仏群などに感銘と掲示を受け、
この地で創作を開始します。この時に描かれた作品が絶賛を浴び、やがて世界的な名声を確立します。