<簡易パッケージでのご提供です>
昔、高僧が大陸から持ち帰ったお茶。百薬の長!といわれた高級な薬でした。
昔ながらの種から繁殖したお茶の木、ミネラル分たっぷりの在来種の茶葉です。
すっきりと飲みやすく、長時間煮出しても、嫌な渋みが殆ど出ませんから、ポットにお茶の葉を入れっぱなしに出来ます。
今の日本では、「かりがね」と呼ばれる改良種のお茶がほとんどになってしまいました。ほんの数パーセント、昔ながらの在来種のお茶が残っています。
当店では、その在来種のお茶を扱っています。何故なら、農薬や化学肥料を使わず安心な上に、ミネラル分を含んだ生命力溢れるお茶だからです。
しかし、昔ながらのお茶作りは過酷な側面があります。
完熟育成された茶葉を8月の上旬に刈り取って鉄釜で煮出し、数日間真夏の炎天下で茶葉を拡げて完成させる製法で、丹念に手作りで仕上げています。だからこそ、素晴らしいお茶が出来上がるのですが、この作業が重要と考え頑張る人がどんどん減ってきています。
いつまで供給できるか分かりませんが、昔ながらの生命力溢れたお茶を自分の身体にも与えてあげたいですね。
赤ちゃんからお年寄りまで安心してお飲み頂けるお茶を堪能してください。自然農法で種から繁殖した在来種のお茶の木は直根性にすぐれ、地中4〜5m迄深く根を張ることで、無肥・無農薬でも養分を充分に吸い上げます。
地球の養分を吸い上げた昔ながらのお茶の木だからこそ生命力たっぷり。
苗植えの改良種は浅いヒゲ根で50cm程度ですので、こんな風には行きません。
春先に新芽を摘まず、土用を過ぎた木で完熟した葉を小枝ごと刈り取りお茶にします。(枝にも葉にもミネラルや栄養がぎっしり詰まっています)。
従来の蒸す、炒る、焼く、漬けるなどのお茶と違い、この古式手作りばん茶のように摘んだ葉をそのまま煮る作り方はこのお茶だけ。
極力、熱湯で入れ、一煎目を注ぎきらないでお湯を継ぎ足して二煎目を入れて味わってください。