双鶴 純金製ループタイ|帖佐美行:原型制作

ループタイ「双鶴」の純金製品です。

鶴は千年といわれ、長寿を象徴する吉祥の鳥として鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから天に届く、天上界に通ずる鳥といわれるなど、めでたい鳥として尊ばれてきました。
本品は、帖佐美行(ちょうさよしゆき)が彫金の技法を駆使した作品をもとに、高度な精密鋳造技術と熟練の伝統技術を持つ国内一流の製作工房が復元した稀少性の高い純金の逸品です。
純度99.9%以上の「純金」を証する品質保証として造幣局「ホールマーク」を刻印。
ホールマークは、日本の「造幣局」の証明であることを示す日本の国旗「日の丸」の画像とひし形の中に金の品位(純度)を1000分率で表す数字を組み合わせた記号。
太古から稀少性の高いGOLDは世界に通用する資産価値の高い貴金属であり、ひときわ輝きを放つ美しい光沢のある黄金色の輝きは豊かさと永遠の象徴です。
作品名、作者自筆(写し)の題名と署名、落款を写した上質の桐箱に納めてお届けします。

【サイズ】高さ 4.5cm 幅 2.7cm
【重 量】約40g
【材 質】本体:24金製 組紐:正絹製
【作 家】帖佐美行:原型制作
【製造国】日本
【説 明】
彫金家 帖佐美行(1915−2002)
- Yoshiyuki Chosa -

1915年 鹿児島県宮之城町生まれ
1962年 第5回日展文部科学大臣賞受賞「牧場のある郊外」
1965年 日本芸術院賞受賞「夜行双想」
1978年 紺綬褒章受賞
1980年 東大寺昭和大修理落慶奉納「青龍」「白鳳凰」
1982年 日本新工芸美術家連盟会長就任
1984年 皇后新宮殿飾壺「和讚想」
1987年 勲三等旭日中綬章拝受 文化功労者顕彰
1993年 文化勲章受賞

美行は、生活の中で使われて美しい用の美を求め、半世紀以上にわたり数々の芸術作品を発表してきた彫金工芸界の第一人者です。
「芸術を創作するという行為は、やむにやまれぬ生命の発露であり、大自然(宇宙)の恩恵に感謝する心の汗が形となって表れたものです。」
彫金を基調に多くの作品を世に残しました。
本体に作者「美行」銘。