ぜんいも しょうようじゅりん ちょうきちょぞう
鹿屋市 神川酒造
地元・大隅産の黄金千貫芋100%でつくられました。原酒を3年以上熟成した、芋の甘みと丸くまろやかな味わいのある仕上がりです
●神川酒造は鹿屋市の郊外、鹿屋工業団地の一角にあります。
敷地全体を照葉樹林の林に囲まれていて、自然のなかにある蔵!!といった趣があります。
恵まれた環境のもと、丁寧な焼酎づくりをされていて品質にも定評があります。
●「照葉樹林」は、大隅半島中央部に広がる照葉樹林に湧く水を仕込水に大隅産のサツマイモ「黄金千貫」を白麹で醸し、原酒を甕壺で貯蔵して仕上げた当店でも人気の芋焼酎です。
この「全芋照葉樹林 長期貯蔵」は、お米(麹用米)を使わずにサツマイモ「黄金千貫芋」だけでつくられました。
※通常の焼酎はサツマイモと米(米麹)でつくられています。
麹菌はでんぷんを分解して糖に変える力がありますから、穀物や芋などを麹菌で糖に変え、その糖を酵母で発酵させてアルコールに変え、最後に蒸留してアルコール分の多い液としたのが芋焼酎です。
ところが、サツマイモは硬さや水分量から麹菌が根付きにくく、またデンプンの含有率が少ないためアルコールを作りにくいので、お米(麹用米)に麹を植えこんで麹をつくるのが一般的です。
お米の力を借りてサツマイモの糖化を促しています。
お米でなくサツマイモに麹を植え込んで麹つくる(芋麹)芋100%の芋焼酎づくりは、芋麹が非常にデリケートなので夜通し麹の温度管理をするなど手間ひまかけてつくられています。
さらに、原酒を3年以上貯蔵熟成(ステンレスタンク)することで、サツマイモ由来の甘みと丸くまろやかな味わいのある仕上がりとなりました。
◆グラスに注ぐと、穏やかですがシッカリした芋のよい香りが漂います。
◆口に含むと、濃厚な旨みと甘みが口中に広がります。口当たりはまろやかでスムーズに喉をとおります。旨みが余韻を残します。
◆ロック、水割り、お湯割り(ぬる燗)・・と何でもいけます。
容 量:1800ml
原材料:さつま芋 米麹(白)
アルコール度数:25度